サバティカル
- 竹内真司
- 2020年4月12日
- 読了時間: 2分
2012年4月に着任して丸8年が経ちました。早いものです。この間、約50名の学生を世の中に送り出しました。研究室では、「社会に役立つ研究」を目指して卒論、修論に取り組んでもらっています。地下の汚染や廃棄物問題は後ろ向きに受け取られる向きがありますが、現代、将来の世代が幸せに暮らしていく上で目をそらしてはいけない問題です。
そんなわけで、大学では5年以上務めると、ある期間、授業等が免除され、自分の研究に没頭できるサバティカル制度が設けられています。幸い、我が学科(地球科学科)は可能な時期に順番にサバティカルを取得するよう推奨されています。これを機に、今年度の4月~9月の半年間、サバティカルを取らせていただくことになりました。この間に折角なので、海外に滞在して研究活動に没頭するため、以前より親交のあるスイス、カナダの研究者に打診をし、最終的にカナダに滞在する準備をし、チケットもとり、あとは行くだけとなっていました。 ところが!このコロナ騒ぎです。3月末に各国とも入国規制が始まり、もちろんカナダにも入国できなくなりました。
ということで、しばらくは国内で(実際は外出自粛要請により、ほぼ自宅に軟禁状態ですが)研究活動をすることになりました。この間に卒業生と一緒に出した成果を世の中に発表していきたいと思います。
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